通知

IMQA MPM通知を通して、アプリの危険状況を認識することができます。通知は、性能指標別の通知基準値、特定バージョン、デバイスなどによって多様に設定することができます。設定された通知は、「ダッシュボード > 最近発生通知」に表示され、ログインアカウントのEメールで受け取ることができます。

1. 通知ポリシーリスト

基本的に最近追加した通知順に整列され、新しい通知ポリシーを複数追加することができ、通知ポリシーを無効化したり、削除することができます。

IMQA MPM通知ポリシーリストは、以下のとおりに構成されています。

❶ ポリシー追加 新しい通知ポリシーを追加することができます。[Add Policy]をクリックすると、「通知ポリシー設定」ページへ移動します。

❷ ポリシー名 通知ポリシーを追加すると、入力したポリシー名が表示されます。

❸ 要約 通知ポリシーを追加時に設定したアドバンスフィルタの位置、OSバージョン、デバイス、アプリバージョンの設定値が表示されます。

❹ 削除 追加した通知ポリシーを削除します。削除するとその通知項目は削除され、それ以降は通知が送信されません。

❺ 無効化 追加した通知ポリシーを無効化します。[Inactive]をクリックすると、選択した通知項目の通知送信が一時的に中断され、[Active]をクリックすると、通知を再び有効化することができます。

❻ 追加した通知ポリシー クリックすると、選択した通知ポリシーの「通知ポリシー設定」ページへ移動して、設定内容を変更することができます。

2. 通知ポリシー設定

性能指標別の通知基準値、特定バージョン、デバイスなどで通知を多様に設定することができます。

通知ポリシー追加

通知ポリシーリスト右上の[Add Policy]をクリックすると、「通知ポリシー設定」ページへ移動します。

① 任意のポリシー名を入力してください。

② 性能指標別の通知基準値と危険度として表示される基準値以上のデータの比率を設定してください。画面右上の[Reset Threshold]をクリックすると、「プロジェクトプリセット」設定値に初期化されます。

❶ 性能指標 通知基準値を設定する性能指標の名前が表示されます。

❷ 危険度 通知基準値以上の正常範囲警告範囲危険範囲が表示されます。

❸ 問題発生率 通知基準値以上の正常範囲警告範囲危険範囲の比率基準が%で表示され、マウスドラッグで調整することができます。

❹ 基準値 性能指標別の通知基準を入力することができます。「プロジェクトプリセット」で設定した基準値がある場合は、基本値が自動的に入力され、通知基準の基準値に変更することができます。

性能指標基準値の初期値

クラッシュ/ローンチ数

-

ネイティブ画面ローディング時間

300ms

ウェブビュー画面ローディング時間

100ms

レスポンスタイム

3,000ms

CPU使用量

50%

メモリ使用量

100MB

  • 危険度の初期値 - 正常:基準値以上のデータが全体の10%未満

    - 警告:基準値以上のデータが全体の10%以上 - 危険:基準値以上のデータが全体の30%以上

プロジェクトプリセットとは別途に、通知対象基準値と問題発生率を設定することができます。

❺ 性能指標の有効化/無効化 性能指標別通知を有効化、または無効化することができます。[無効化]状態だと当該性能指標に対する通知が送信されず、[有効化]状態だと当該性能指標に対する通知が送信されます。

③ 通知を受け取りたい特定の項目がある場合は、アドバンスフィルタ項目を選択してください。すべてに対する通知を受け取りたい場合は、アドバンスフィルタは選択しないでください。

  • アプリバージョン: 基本設定は「すべて」で設定されており、アプリバージョン選択をクリックすると、すべてのアプリバージョンリストから選択することができます。検索と複数選択も可能です。

  • デバイス: 基本設定は「すべて」で設定されており、デバイス選択をクリックすると、収集されたユーザーデバイスリストから通知を受け取る特定のデバイスを選択することができます。検索と複数選択も可能です。

  • OSバージョン: 基本設定は「すべて」で設定されており、OSバージョン選択をクリックすると、現在まで収集されたユーザーOSバージョンリストから通知を受け取る特定のOSバージョンを選択することができます。検索と複数選択も可能です。

  • 位置: 基本設定は「すべて」で設定されており、位置選択をクリックすると、現在まで収集されたユーザー位置リストから通知を受け取る特定の国を選択することができます。検索と複数選択も可能です。

特定のアプリバージョンを選択して通知を設定すると、アプリバージョン別に異なる通知を受け取って管理することができます。

④ チャンネルから通知を受け取るチャンネル(Eメール、ブラウザ通知)を選択します。

  • 電子メール:電子メールで通知を送信します。

  • ブラウザ通知:Webブラウザのプッシュ通知により、IMQAに接続しなくても通知を受けることができます。接続したPCのブラウザ通知に許可が必要です。通知権限を要求するポップアップは、接続したPCで最初のブラウザの通知設定時にのみ表示されます。[ブラウザ通知テスト]から設定のステータスを確認することができます。

④ 通知を受けるプロジェクトメンバーを選択します。

⑤ 設定が完了すると、[保存]をクリックします。

  • ブラウザ通知を直接設定する場合 「ブラウザ通知」をクリックするとき、ブラウザの上に表示される通知権限を要求するポップアップで[許可]を押してください。

  • ブラウザ通知対象のメンバーの場合 通知設定をした後、通知対象メンバーが「プロジェクトリスト」に接続したとき、ブラウザの上に通知権限を要求するポップアップが表示されます。

現在、ブラウザ通知は、Google Chromeブラウザのみサポートします。

💡 Webブラウザからプッシュ通知が届きません。 ブラウザ通知を設定してもWebブラウザから通知が届かない場合は、以下の3つのケースに該当しないか確認してください。

  1. 通知権限を要求するポップアップで「ブロック」した場合

  2. 接続したPCの通知センターの設定がOFFの場合

  3. 使用中のブラウザがGoogle Chromeではない、もしくは対応バージョンでない場合

1. 通知権限を要求するポップアップで「ブロック」した場合 接続したPCのGoogle Chromeブラウザで通知の許可が必要です。次の権限を変更する二つの方法のいずれかを参照してください。

2. 接続したPCの通知センターの設定がOFFの場合 ブラウザの通知を「許可」しても、接続したPCの各OSの通知センターの設定がOFFの場合、プッシュ通知は正常に届きません。次の各OSの通知センターの設定を変更する方法を参照してください。

  1. Window ① 「設定 > システム > 通知および作業」をクリックします。

    ② 「アプリおよび他の送信者からの通知を受け取る」を設定します。

    ③ 「Chrome」のアプリの通知を受け取るを設定します。

  1. Mac ① 「Appleメニュー > システム設定」のポップアップで「通知」をクリックします。

    ② 「Google Chrome」を選択し、「通知を許可」を設定します。

3. 使用中のブラウザがGoogle Chromeではない、もしくは対応バージョンでない場合 現在、ブラウザの通知機能は、Google Chromeのみサポートします。上記の設定にもかかわらずブラウザの通知が届かない場合、Webプッシュ通知機能のサポートを受けられないバージョンの可能性があります。最新バージョンのブラウザにアップデートしてから設定してください。

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